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R&R・BLOG

日々の出来事をまったりと綴ったり、所によりバルディッシュとクロノ×フェイトネタも補足してる日記。

2018'10.17.Wed
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2008'09.28.Sun
そう思いつつも、二週間ぶりに局ラジ更新。

今回も神楽さんからいただいた新刊用の表紙ラフと挿絵ラフを公開ですじゃー。
ちょっと大きめなので別リンクに。

つ ◆表紙 ◆挿絵
実はえちぃ絵のラフももらっていたりげふんげふん。

神楽さん、けしからん絵ばかりお願いしてしまって本当すみません(ry



そして、タイトルはあんなですが続きに書きかけの双子SS(某所寄稿)をぺったり。


 テーブルの上には、底の浅い小さなバスケットが一つ。中に入っていた丸いクッキーは全てが程良い狐色に焼き上げられていた。教徒達とのクッキーパーティーを続けるうちに、徐々に磨かれてゆくクッキー作りの腕が生み出したものは、鼻腔に入るだけで充分に食欲をくすぐる出来である。

「お待たせ、ディード。今日はサウスミッドの夏摘みだよ」

 そんな彼女のクッキーと同様に、自らの自信作をなみなみと注いだカップを二つ、バスケットの傍らに静かに置く。
 白い陶器の縁に、金をあしらったティーカップは自分で選び、購入した自分達専用のもの。その色に映えるように注がれた紅色の液体は、深い香りと味を閉じ込めてゆらゆらと湯気を漂わせていた。
 カソックを纏う赤い瞳の少女の表情が、その匂いを感じ取り、綻ぶ。

「……いい香りね、オットー」
「君のクッキーこそ、なかなかの出来じゃないか。また腕を上げたみたいだね」

 それに応えるように、くすくすと目の前の双子の片割れが微笑むのを見ながら、彼女の向かいの椅子にゆっくりと腰掛ける――流れゆく夏風が、頬を撫でた。
 降り注ぐ日差しも、澄んだ空気も、そして風も、自然が与えるもの全てを心地良いと感じるのは、ここの気候に身体が慣れてきたという証拠なのだろう。ミッドチルダ北部、ベルカ自治領。この地にやって来てからもうすぐ二年が経つのだから、当然といえば当然のことなのだが。
 ……やがて、少女の白い指先がカップの取っ手に伸びる。

「……それじゃ、いただくわね」
「どうぞお召し上がり下さいませ、シスター」

 そう恭しく一礼する執事服の少女に、修道女は小さく破顔する。

「オットーったら、何もそんなに畏まらなくてもいいのに」
「これは失礼。……では、僕も君の自信作をいただくくとするよ、ディード」
「はい、召し上がれ」

 挨拶と終えると共に、少女――ディードは、その小さな唇をカップに付け、向かいに座る執事服の少女――オットーもまた、バスケットのクッキーを摘み取った。


こちらもなのパで発行されるある本に収録。詳細は当落判明後でー。
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天波浅葱
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リリカルなのはに燃えて萌えている二次創作人。現在バルディッシュが最燃でクロフェが最萌。
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